地球温暖化


 地球温暖化は、197*年にアメリカで提唱され、それを証明するためにハワイ島にCO観測所が設置されました。この観測所で10年以上蓄積されたデーターには、年々大気中のCO2濃度が上昇していることが示されていた。
 さて、地球温暖化ははたして本当に起こっているのであろうか?また、それは人類にとって危機なのか?地球上の生物にとってはどうなのか?
 ハワイのデーターは、確実に大気中CO2濃度の上昇を示していました。しかし、そのデーターがすなわち即地球の大気中のCO2濃度の上昇を示しているとは限りません。ハワイと同緯度上にはメキシコがあります。メキシコでは、急激な経済成長、工業化によって、1980年後半から90年にかけて、スモッグの発生など特に多くの排気ガス問題が生じていました。メキシコで発生した多くのCO2は、貿易風にのって赤道周辺に滞留していたでしょう。ハワイの観測所のデーターがその影響をはたして受けていなかったのか・・・・それは難しいところです。いずれにせよ、大気中のCO2濃度の上昇は、その速度は別として、十分考えられることでしょう。ある一線を越えたとき、バランスが崩れて、状況が急激に変わることは現実的です。
 では、地球温暖化によって何が起こるのでしょう?何が問題なのでしょう?地球温暖化はその言葉の通り、地球の気温が上昇することです。このため、特に平均気温の上昇が大きくなる極地方の氷が融解して、平均海水面が上昇する、という話があります。海水面の上昇は1m〜2m程度が現実的な値として予測されているようですが、この程度の上昇では、大陸にはそれほど大きな影響は出ないかも知れません。しかしながら、世界に散在する島国、たとえばロタとかパラオなどの国々では死活問題となります。それにもかかわらず、最悪のケースとして、海面上昇によってこれらの国々が消滅しても、人口的には少数であるため、移住などの対応で何とかすることは可能でしょう。たとえ最悪の場合でも。
 ほかに、世界の気候帯の変化によって、北米の小麦生産地帯が打撃を受け、食糧危機になる、とも言われています。同様な影響要因として、大陸内陸部の干ばつによって、砂漠化が進むとも言われています。急激な気候変化は避けなければならない問題です。特に食物生産などのように、1年を最低単位とする生産では、気候の急変は大変なことです。しかし、急変さえ避けることができれば、地球温暖化は食料危機どころか、ひょっとすると人類にとっての福音になるかも知れません。温暖化によって、現在の寒冷地方は温帯に近づきます。たとえばロシアの広大なツンドラ地帯は、湿原となり、広大な稲作地帯に変貌するかも知れません。食糧危機に悩む北朝鮮も、九州南部のような温暖な気候になることによって、食糧事情が好転するかも知れません。日本においても、西日本にしかない二期作地帯が、東北、北海道にまで広がり「出稼ぎ」などは死語となるかも知れません。そう考えると、温暖化は食糧事情にとっては非常に好都合な可能性を秘めています。もちろん、これらは「急激な気候変化」が避けられれば、あるいは十分予測の上で対応できれば、の話です。
 砂漠化についても、温暖化によって気温が上昇すれば、食物の生育には好都合になってきます。現在は赤道地方にしか存在しない熱帯雨林が、長い年月はかかりますが、中緯度地方にも生育できるようになります。もっとも、人間の経済活動によって、生育するのはきわめて困難でしょうが。しかし、植物が生育しやすい環境に変化するのは事実でしょう。二酸化炭素の増加、気温の上昇は、生育条件にあっていますし、植物の増加とともに大気中水蒸気量も増えていくかも知れません。結果的には、このことが海面上昇を抑えたり、内陸部の砂漠化を防ぐのかも知れません。局所的な集中豪雨は避けられないかも知れませんが。
 温暖化によって植物育成範囲が広くなれば、大気中の水蒸気量の上昇も含めて海水面上昇も緩和されるかも知れない。食糧事情も良くなる。では、温暖化は何が問題なのでしょうか?それはおそらく経済的な問題です。「地球環境破壊」とよく言われていますが、実は人間生活の「経済破壊」なのでは、と考えられます。現在の食料供給の中心は、アメリカミシシッピ川流域の穀倉地帯です。シカゴ穀物市場が世界の食糧経済を左右しています。これはすなわち、「強いアメリカ」、「自国利益優先」を明言するアメリカ合衆国の生命線です。もしこの穀倉地帯が、カナダの広大な森林部へ移動してしまったら、また、ロシア、中国の広大な土地が、巨大穀倉地帯になってしまったら、アメリカは経済支配力の一角を失うことになります。もちろん、アメリカ経済の混乱は、現在の世界経済に大きな混乱を生じます。
 さて、以上のように、地球環境保護を大義名分におこなわれている地球温暖化対策ですが、その実態は、先進国、とりわけアメリカ合衆国の利益保護にあるようにもみえます。二酸化炭素の総量規制では、自国の利益を守るアメリカは、もっともつよく抵抗しました。このような行動は、遺伝子関連の国際条約に、アメリカが現在ほとんど唯一批准していないのと同様です。
 ここでもう一度、地球温暖化はなぜ起こっているのでしょうか?
 人類という生物の異常繁殖が原因です。
 根本的に解決するには人口減少が最重要課題です。他の手法はあくまでも緩和策です。ガイア理論では、地球には自己治癒能力があるといわれているようです。異常繁殖によって崩れたバランスを、いま、地球は修正しようとし始めたのかも知れません。それならば、温暖化防止対策は地球環境に反抗していることになるのかも知れません。(そんなたいそうなものではありませんが、、、)
 こんな視点から、地球温暖化問題を見てみるのも一興でしょう・・・・・ (^_^)